屋根や外壁の工事に必要な【足場】の必要性と相場【埼玉県でリフォームをお考えなら株式会社Y'sHOMEへ！】株式会社ワイズホーム　埼玉・茨城・群馬・千葉・東京・神奈川・関東全域 | 埼玉のリフォーム関連情報を専門家の視点と考察で解説しています

作業足場の必要性

１、作業スタッフの安全確保

まず、足場は作業スタッフにとっては、車のシートベルトやエアバッグのような役割を果たします。 当然高い位置で作業しなくてはいけないわけですから、安全第一で仕事をしなくてはなりません。 結果的にはなくても良かったと思うこともあるかもしれませんが、やはり無事に工事を終えることが最良のはずです。

2、丁寧な作業を行うため

足場がないと作業スタッフの姿勢が安定しないため、きれいに塗装をすることや、屋根工事を行うこと自体が難しくなってしまう場合があります。 疲れる姿勢や無理な体勢で工事を行ってしまうと、位置によっては作業が困難になり、ミスが発生してしまいます。 

例えば、塗装工事で断熱や遮熱機能付きの塗料を使用したところで、丁寧に塗装されていなければ効果を発揮することができません。 時々、足場を組まずに「工事代を安く済ませます。」と言ってくる業者がいますが、ほんの一部の補修を依頼するわけでない限り、そのような業者には施工を任せない方が良いでしょう。

3、近隣への配慮

足場を組むと、その上に飛散防止ネットを設置することができます。 飛散防止ネットがあれば、近隣に塗料が飛び散ってしまうことを防げます。 万一、近くの建物や通りがかった人に塗料が飛散してしまっては一大事です。 足場を組むということは、さまざまな安心・安全を確保するために重要なのです。

作業足場の相場

足場の組み立て・解体・運搬にかかる価格は、1㎡あたり600～1,200円位が相場です。

数年前は、足場代の㎡単価は1,200円／㎡以上かかるのが当たり前でしたが、今では1㎡につき1,000円前後で済むことが多いです。

足場にかかるだいたいの費用は、建物の外周が分かれば計算できます。 まずは、以下の計算式で「足場架面積」を 求めます。

・足場架面積 ＝ (建物の外周(m) ＋ 8m) × 家の高さ(m)

家の高さの目安としては、

1階建て=3.5m、2階建て＝6m、3階建て＝8.5m です。

さらに求めた足場架面積から、足場設置にかかる費用を導き出せます。

・足場にかかる費用 ＝ 足場架面積 × 平米単価 (600～1,200円)

例えば、外周20メートルの2階建ての家に、平米単価1,200円で足場を組む場合の費用は、

・(外周20m ＋ 8m) × 家の高さ6m ×平米単価1,200円 ＝ 201,600円

と計算することができます。

つまり、一般的な30坪程度の家の外壁を全面施工する場合、足場にかかる費用だけでも20万円前後は必要になるでしょう。

なお、足場組みは、技術習得が早い職人でも半年～1年かかります。 自社で足場を組める事業者もいますが、ほとんどのリフォーム会社は専門の足場屋に依頼しています。

要するに、足場組みを外注している分の費用も、工事費に計上されることがほとんどです。

ただし、傾斜地や車両が入れないような狭い路地奥にある建物でリフォームをするときや、隣接している建物が接近している場合、ガードマンを依頼するときなどには、さらにコストがかかることがあります。

弊社では、作業足場を必要とする屋根・外壁工事のほか、サイディング、瓦工事、屋根工事、防水工事、内装工事等、リフォーム全般の工事を取り扱っております。現地での点検、お見積り、ご相談、すべて無料で承っておりますので、お気軽に048-796-8753までお問い合わせください。